笑門来福 | 閉門即是深山(菊池夏樹) | honya.jp

閉門即是深山 165

笑門来福

おめでとうございます!
という言葉を考えていたら、日本語って不思議だなぁとつくづく思った。

私は、大学に講演を頼まれた時は、枕詞で学生諸氏に
「おはようございます!」
「こんにちは!」
「こんばんは!」
「おやすみなさい!」
「さようなら!」
の語源を説明して、いかに日本語は、豊かな言葉だろうかと説くことから始める。
しかし、この「おめでとうございます!」は解せないでいる。
昨年から今年までの変化は、1分1秒であろうに、何がおめでたいのだろうか?
大晦日に「貴方様は、この1年御無事で、本当におめでとう御座います」ならば解る。外国の「ハッピー・ニューイヤー!」良い年になりますように!
ならば解る。
だが、その年1年、相手にとって良い年になるか否か判らない1年の最初の時に「おめでとう!」はなかろう。
そりゃ違うぞ!「明けましておめでとう!」なんだ。と言うひとがいるだろう!しかし、上記したように1分なのか1秒なのか、誰しも年は明ける。
なんて、馬鹿馬鹿しいことを考えながら、正月を過ごしてきました。

「こんな馬鹿馬鹿しいブログ笑っちゃうぜ!」
と言ってくださる読者がいたら、私は幸甚です。
「笑門来福!」笑っていれば福がやって来るそうです!
今年も、あいかわらずブログを書き続けますので、ご支援くださいね!
皆様にとって良い年でありますように、明けましておめでとう御座います!